過酷な夏が終わったと思ったら今度は台風の波状攻撃で、建築業の宿命とは言え、
天候に翻弄されがちな毎日です。
台風の被害に遭われた方には、謹んでお見舞い申し上げます。
細かい事でも構いませんので、修繕工事など遠慮なくご相談下さい。
台風のリスクが年々増していく中、この季節の建て方(上棟)は極力避けるように家づくりのスケジュールを考えてみてはどうでしょうか。
建て方から躯体工事、サッシ等がついて外装下地が終わるまでの3週間程度の間が最も危険です。もしこの間に今回の15号のような猛烈な風を伴う台風に遭遇してしまったら、工事中の建物は成すすべがなく、ただ無事を祈るしかありません。
昔の話ですが、高台にあった建て方直後の建物が実際に台風で倒壊してしまったことがありました。ケガ人が出なかったことが不幸中の幸いでした。
急に思い立って家づくりを始める方はいないと思いますが、家づくりには時間がかかります。スケジュールを考える時、比較的安全な冬場に建て方作業ができるように逆算して、設計等に着手されることを強くお勧めします。
充分な工期をとって、焦らずに進めましょう。
#上棟 #台風 #建築スケジュール