気楽には読めないので、最近は住宅雑誌をあまり読まなくなってましたが、たまたま目にした住宅雑誌の冒頭、ある住宅建築家の言葉がいきなり心に刺さりました。一節を引用させてもらいます。
~このままの社会状況を放置しておいては、日本の住宅の質の低迷はこれからもずっと続いていくことになるのだから...。ただし、時代の風潮に立ち向かうには、並みの精神力、並みの志では貫けないことは確実である・・・(後略)~
おおつ工房パート2がスタートして、早3ヶ月余りが過ぎました。その間、CM(コンストラクション・マネジメント)の話ばかりしているので、「もう家の設計やらないの?」と何回か聞かれました。「やりますよ!^^」と答えながらも、正直、若干迷う気持ちもありました。(並みの精神力)
一緒にやってきた職人達はみんな高齢化しているし‥。
自分ももう若くはない‥。
早くて、安くて、簡単で、画一的という圧倒的な住宅業界の流れの中で、それに立ち向かう情熱がまだ持てるか?(並みの志)
大先輩の建築家に指摘されたような気がします。
その建築家が言う設計者の第一の力量は「人間力」。
CMrとして他の設計者をサポートする側にまわることはあっても、自分もいち設計者として、これからも発信していこうと、手書きのパース見をながらやる気出てきた次第です。
あの頃は温故知新だと燃えていた!
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#住宅設計 #家づくり #温故知新